最後の音

今さらながら、今日知った衝撃の事実。AIR、活動終了って…。シングルとベストが出る前日に発表されてた。めちゃくちゃショック…。数日前、(もうシングル出てるけど、地元らへんだと売ってないなー)とか思いながら呑気に構えすぎてた。パソコンの前で「え?えぇぇ?何?ウソ?」とか色々大きなヒトリゴトをもらしてしまった。


『Pansy』と『You Ran,He Caught』は、そんな衝撃を受けてから聴くことになって、すごくすごく悲しかった。音も声も優しいから、尚更悲しくて、胸に痛くて沁みるような気もするし、なんだかまだ最後って受け止められなくてちゃんと聴けてないような気もする。


高校生の時に知ってから、10年くらいずっと聴き続けてきた。変わっても、変わらなくても、私にとってはいつもよかった。どんな風になっても、なぜか私に変わらない「すき」をくれる音のひとつだった。歳をとって、大人になるにつれて少しずつ離れてく音はたくさんあったけど、一緒に大人になってくれた大切な音。AIRの創る世界は、私が日々創ってる世界の一部。


昔は夏が似合う音だと思ってた。でも最近は冬から春に変わっていくこの時期がとても似合う音だと思う。今思うと、バイバイとハローがまざった曲がすごく増えていた気がする。「Bye Bye」って言うけど「See you」って言うし、最後の音でも「また会う日まで」と「バイバイ」だし。別れはあるけど、出逢いもあるって、どんなことにも言える大きな言葉だと思う。


また新しいかたちで出逢えることを願って、バイバイ。愛してます、I love you.