ヨコハマ歩き

めでたく彼の29歳の誕生日をフツーに迎え、横浜2日目はほぼ散歩。横浜に来ると大抵みなとみらい・山下公園付近・赤レンガ・シーバスって感じになってしまうので、今回はまだ行ったことのない元町周辺をひたすら歩いた。

元町は、すごく静かで上品?な感じがした。道きれいだし、静かだけど閑散として寂しい…ってほどでもなく、ゴミゴミしてなくてなんかすごくゆとりがあるように感じた。池袋・新宿とかみたいに臭くないし、すごく歩きやすい。

元町のお店が立ち並ぶ通りを抜けたところにある港の見える丘公園に入って、展望台から見える景色やら手入れされたバラやら、異国感たっぷりな庭やらに少しときめきつつ、「なんかここ…どこだっけ?」ってな不思議な感覚を覚えた。ほんとにちょっと外国っぽいんじゃないの。そりゃちょっと高そうなウサギ連れて散歩してるオッサンもいるわ。

山手のあたりはすてきな住宅街で、彼はしきりに「山手に住みたい」と言っていた。そんな純和風な見てくれのクセになんてちょっと思ったけど、別に見た目は関係ないからいっか。それにしても小さい頃からあの環境で育つとどんな大人に育つのかしらなんて思ったり。東京のど真ん中なんかより、横浜で育った方が断然いい気がした。そんな私は埼玉県民…。

山手のステキな感じを味わったあとに、またまた元町に戻ってそのまま中華街へ。横浜に来て初めてゴミゴミしたところに来た。あー人いっぱいで思うように歩けなくて、甘栗を売ってるお兄ちゃんの「山盛り山盛り山盛り」って早口を何度も耳にして、印象に残った。結局中華街は肉まんを食べながら通り抜けただけ。前日に崎陽軒でお昼ゴハン食べちゃったからねぇー。

最終的には赤レンガの方まで歩いて遅いお昼ゴハンを食べ、すっかり歩き疲れて早めに帰ってきた。湘南新宿ラインに乗ったら横浜の次がもう大崎で、なんだか横浜で過ごした時間から一気に現実に戻ってきたような感じがして、あぁ横浜はなんか夢みたいなところだわ。明日からまた、がんばらんとね。