“バッハの旋律を夜に聴いたせいです。”を聴いたからです。
こんな心になるのは、ね。
忘れかけてたのになぜ
忘れられないのはなぜ
歩き始めた二人
笑ってる君の顔思い出したよ
…って、ほんとにそうですわ。
眠らせようとしていた気持ちが、こないだから覚醒してなかなか眠ろうとしてくれない。
こんな気持ちのまま、明日は別れてから初めて彼に会う。
職場モードで彼と話すのはもうだいぶ久しぶりで。
今でもメールでは下の名前で呼ぶのに。
明日からは苗字で呼ぶんだな。
そして、苗字で呼ばれるんだな。
なんか、なんの実感もわかない。
彼はそれをどう思うんだろう。
なぜわざわざ、気まずい思いとか、ややこしさを抱えてまで飲み会に呼ぶんだろう。
あんたを狙ってる女子がそこにいるとも知らずに。
私がどんな想いで明日その場にいるのか、彼には検討もつかないんだろう。
でも明日は、この週末に音楽とお買い物とお喋りでもらった元気を連れてく。
昨日買ったばかりのお気に入りのブラウスを着て、
話してみたかった可愛いお姉さんと話すことを楽しみにして、
彼に会えた嬉しさを素直にだして、
ちゃんと幸せな笑顔を返すんだ。