支配するもの
もうすでに意味をなさないような胸のざわめき。
なにに対して、どう感じているのか。
それを処理しきれなくて、疲れて眠る。
せっかく向きあおうとしても、対他人の場合は相手にもその気がないと難しい。
なんか色々うやむやなまま、元に戻ろうとするとそれはやっぱり、すんなりとはいかなくて。
やっぱりどうしたらいいのかわからなくなってしまう。
それに加えて、別のところでの大きな不安や重責がのしかかってくる。
だからもう何に対して胸が疼いたり、重たく感じてるのかがわからなくなる。
一気に全部を放り出してしまいたいような、逆にどれも手放してはいけない気がするような。
すてきな人たちとお酒を飲んでも。
すきな音楽を聴いても。
おもしろい本を読んでも。
結局、ふと我にかえるとやってくるのは、モヤモヤのけむりみたいな感覚。
DVDで、(500)日のサマーという映画を観た。
音楽がとても気に入って、サントラまで買った。
レジーナ・スペクターとマムラがお気に入り。
あー…。はやく終電こないかしら。
そう、今はすてきな人たちとお酒をのんだ帰りなのです。
すてきな人たちに会って、笑顔をもらって、やっぱり自分もいろいろ頑張らなきゃいけないなと思って。
そういう人たちが周りにいてくれるから、私は日々をなんとか過ごしていけるのですね。
心を支配しようとするモヤモヤは何度となくやってくるけれど。
きっと、大丈夫になる日はくる。
そう信じて、今日も幸せだったねと自分に声をかけるのです。