吉祥寺のまちと、そこからつながるユニバース
朝起きたら、目が腫れぼったい。
気分を変えようと、昨日買ったのに聴けなかったbonobosのアルバムを流す。
- アーティスト: bonobos
- 出版社/メーカー: ブルースインターアクションズ
- 発売日: 2011/12/07
- メディア: CD
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
蔡くんが、吉祥寺のまちをうたう。
bonobosの音は、ますます宇宙に近づいていく気がして、胸が苦しくなるような、心地良いような。
昨日、吉祥寺のまちで目にした光景を思い出す。
結局ずっと私がとらわれていたモノがなんだったのか、思い知って涙したゆうべ。
ああもう、こんな自分が煩わしくてしょうがない。
でも、それが自分なんだと気づいたからしょうがない。
愛されていた、と思いたかった。
でも、そうでないんじゃないかと、ずっとどこかで思っていた。
それは、無条件にすきになったひとに、同じようにすきになってほしい…なんてことを、相手に望んでしまっていたから。
同じようにすきになってもらえないから、私のことなんてすきじゃないのよ。
…なんて、子どもなんだろう。
手に入らないものを欲しがって、躍起になっていたのかも。
それでも、そんな子どもっぽい自分を、認めたくなかったんだ。
情けなくて、泣けた。
でも、あんなに認めたくなかったのにはっきりとわかってしまうと、泣き終えたあとは少し楽だ。
どんな自分も、認めること。
認めないと、結局いくらなにをどうやっても、前には進めないんだと、今さらながら実感する。
bonobosのうたみたいに、私も私の物語を書き換えて行く。
あの吉祥寺のまちから、やがて銀河へ。