夏の夕方、夕焼けを追いかける

日々があっという間に過ぎていく。

私の世界が今までと一変してしまったような、そのはずなのになぜか変わらぬ心地よさを保てているような。

とにもかくにも、私のとなりにまさかの彼がいてくれる日々が訪れるようになった。

とても驚いたのは、彼もわたしを見ていてくれたということ。

めちゃくちゃこわかったけど、勇気を出してよかったと思う。



ひとつひとつ、知るたびに気持ちがゆっくりとつもる。

時間をかけてもいいから、ゆっくりと、じっくりと通わせていきたい。

また同じことを繰り返すんじゃないかっていう気持ちが胸の奥からわいてくる瞬間もあるけれど。

同じことをするかしないかは、自分次第でもある。

あせらない、あせらない…。



夕焼けをきれいだねって言い合ったり、

朝の風が涼しいねって笑ったり、

今日も1日おつかれさまって労ったり。

そんな日常をたいせつに出来るように、今日も夕暮れの帰りみちを自転車でとおりぬける。