神無月おわりの風
10月も駆け足で過ぎていった。
10月のおわりに、最後の夏休みをもらった。ギリギリセーフ。
“夏”というには、だいぶ風が乾いているけれど。
朝起きて、食事して、ちょっと思うところあってグスグスして。
お昼になってから母親とお出かけして、花屋さんをのぞいたり、車を走らせてアウトレットモールまで行ってみたりした。
あー…迷いに迷って結局買わなかったニットのベスト、やっぱ買えばよかったかなあ。
なんていうのも、お買い物の楽しいところです。
今日は暖かくて、吹く風も夜になるまでは穏やか。
またひとつ、明日から新しい1ヶ月へと歩を進めるんだな、とぼんやり思う。
10月は、とても実り多い月だった。
過去のモノたちとたくさんさよならありがとうしたり、
食わず嫌いみたいになってた場所を克服?したり、
憧れの地を旅したり。
そして、身近な存在の大切さを改めて感じることができたり。
モノがなくなったからって、過去の経験や想いがなくなるわけじゃない。
新しいことをしたって、前に進んだって、これまで大切にしてきたものは、変わらずに大切なんだ。
いつも私は、過去の上に立ってる。
だから過去を大事に、今を大切に、未来を信じて、いくんだ。
新しい1ヶ月も、信じて、前へ。