日々

時の流れの続きに君はいる

色々なことがあったこの数ヶ月。そんなこんなで、32年生きてきて、いよいよ大きなライフイベントを迎えることになる。もうすぐ今まで名乗っていた名前が変わる。地元からちょびっと離れて早3年。気に入っていた街から隣の街へちいさなお引越し。来月は、ま…

夢からさめてしまわぬように

秋になった。早くも金木犀の花がコンクリートをオレンジ色にし始めている。この時期に雨が降ると、あの香りを放っていた花が砂や泥の黒と混ざって、いつの間にかなくなったな…と思うとすぐに冬になる。早く冬になって欲しいような、そうでないような。 出向…

ふわふわ、そわそわ

3月最後の週末。きのうはいい天気で、春を感じたくて葛西臨海公園へ。ネズミ界で最も人気者の彼らの国があるすぐとなり、東京の端っこ。決して私の家から近くないのだけれど、ふと季節を感じたくなるとあの公園にいく。原っぱの前に海が広がる風景や、また…

Home

実家に帰ると、まだ雪が残っていた。2月の末日があんなに暖かかったというのに、寒の戻りにあう。まだ春にはもう少し。しかしながら、今年はなんとなく短い冬だったなあと思う。あっという間に2月が終わった。毎年そんなことを言っている気がするけど。 小…

深夜高速

公私共にお世話になった先輩が突然亡くなった。退職して、あと数ヶ月で1年。“あの子、疲れちゃったみたいなのよ”お母さんの言葉が印象的だった。 私が新人で入職してから、1番気にかけてくれる先輩だった。仕事でもプライベートでも優しく、不器用で、まっ…

あしあと

とても久しぶりにここにあしあとを残す。とりあえず、4月から色んな場面で走っていた。文字に起こす余裕がなかったのか、はたまた起こす必要もなかったのか。とにかく、何度か文字にしようとしてもうまくいかなかったのだ。今もうまくいってないのだけれど…

めぐるめぐる、風

気づけばここしばらく言葉を綴るのが月に1回のペースになっていた。ついこのあいだ年が明けたかと思いきや、もうすっかり吹く風には私の好きな梅や沈丁花の花の香りが乗る季節になっていて。もう靖国の桜が開花しましたなんて話になっていたりするのだから…

2013年のあかさたな

あけましておめでとういちばんに目にうつるのはうれしそうなあなたの顔えがおでいっぱいの年にしようおおきな手をにぎりかえす かって知ったる仕事でもきゅう連休後はてんてこまいくるしみながらもこなしたがけちがついて大撃沈こっちが泣きたいってばよー …

岐路

人生のたぶんいくつかあるうちの岐路に立たされている。迷って、迷って、どうしたいのかわからない。自分、どうしたいんだろう。こんな状態がずっと続いてる。自分の人生に違いないのに、周りのひとのことも考えてる。吐き出そうとしても、文字におこそうと…

君を待つだけでなく

苦しいときや、元気が出ないときも。一緒にいると、いつの間にかむねにつかえてたものがうすれていく。“大丈夫、大丈夫”最近の口ぐせ。わたしが言わせてしまっているものなのか、はたまたよくちいさなアクシデントに遭遇する彼がそれをごまかそうとする故な…

9月は1日しか文字をのこさなかった。いろいろあったよ。9月。新潟に行って、美しい緑とおもしろいアートに会った。山梨に行って、工場見学したりワイナリー行ったり、瀧をみたりした。鎌倉に行って、竹林の庭で抹茶をいただいたり、長谷観音の相変わらず…

米の産地へ

新潟でやっている大地の芸術祭へ旅立ちます。金沢、直島とここ最近すっかり旅好きになった女2人、アートな旅。きれいな田んぼみながら車で走るのがたのしみだ!ここ最近、仕事でもやもやしたり学生指導で苦戦したりでちょっとお疲れ気味。2泊3日、一時だ…

雲にとける夜のスカイツリー

夕方は雷雨になるかもよと言われていた昨日の東京。昼間散々迷ったあげく、浴衣を着ておでかけ。今回久しぶりに浴衣を新調して、着付けも覚えた。帯とかいろんな結び方できたら楽しいなー。 そんなわけ?で、昨日は大学時代からの友だち6人で、新木場から屋…

晴れた日に思い浮かべるのは

久しぶりに、みごとな太陽。ずっと洗えずにいた冬物を一気にドライクリーニングして干す。やっと衣替えも完了しそう。 洗濯物を全然干し終えてから、外に出た。住宅街のこの街は、ファミリーが多い。子供のこえが、あふれていた。 散歩をして、緑色のカーネ…

ハイスピードでピクチャー再生中

早い。1日、1日経つのがとても早い。仕事でやたら残業が続いたり、ひとと会う機会がたくさんあったり。そんなこんなしてたらあっという間にこないだ30歳になった。鮮やかなくらい、ひょっこりとあらわれた新しい歳。生まれてこのかた、誕生日をひとりで迎…

幾重にもかさなる

いつもより早く帰れた新年度。自転車をこぎながら見つけた花屋で、一目惚れして衝動買い。夢のなかみたいに重なる美しい花びらを纏った花。今日は幸せな夢にくるまって眠りたい。

30回目の4月

4月になった。私が生まれた、4月。30歳までのカウントダウンが始まった。すごく特別のような、なんでもないことのような。 金曜日もお酒を飲みに行った。同じ職種の後輩と、事務の女のコと3人。不思議なメンバーでの女子会。まさかのまさか、ずばり前の…

ふわり、ふわり

梅の花が香る。沈丁花も香る。どんどんゆるんでいく空気の合間に、春が香る。季節の変わり目というやつは、なんでこうも心を揺さぶるんでしょう。自転車をこぎながら、鼻唄のひとつでも唄いたくなるような気分。

曲がり角の彼女

あの震災から丸1年と数日。丸1年目の日、外出先の建物内で黙祷のアナウンスが流れた。目を閉じる15秒間、あの時を想う。目を開けたら、新しい1年がそこには広がっていて。もう1年経ったのに、まだまだ復興には遠い。時間が解決するもの、そうでないもの…

虹色の、ばらの花

旅行カバンを取りに行ったりしつつ、この週末は実家に戻った。まだ2週間ぶりの地元。されど、2週間離れてたことはたぶんない。まぁそれでも何がそんなに大きく変わるでもない。変わらないことの安心感を得て、眠りについた土曜の夜。 お向かいに住むおばさ…

立春

暦の上では春になったよと言われるようになった。日本海側の雪はしばらく溶けそうにない。今年は冬が長いんだそうな。 先月の最後の日曜日から、ひとり暮らしを始めた。バタバタしながらも、丸1週間経つ。私は、なんだかんだ言っても元気だ。 なんというか…

寒波に乗ってながれるのは

白い息だけじゃない。時間とか、想いとか、いろんなもの。 白い雪みたいに降り積もったものは、やっぱりまた白い雪のよう。固まって、そのうち溶ける。そして、いずれ姿をなくしていく。残るのは、雪が降ったねという記憶。 たまには、目を閉じたい。耳を塞…

111

1年前の今日、おこったことを思い出す。今朝、仏壇に手をあわせてお線香を炊いた。おばあちゃんの、命日。 おばあちゃんのことがあった時、私のなかではもうひとつ、大きなことが動き出していた。そのことも、思い出した。もう1年が経ったんだなあ。早いな…

私が生まれ住んだまち

ひとり暮らしにむけて、話が着々とうごきだした。次の週末には契約。その次の週末には引越し。たぶん、完全に住まいを移すのはその次の週末になるだろう。 この週末は、半年以上ぶりに土曜に出勤。仕事のあとは後輩と食事して、パスタ屋で盛り上がって気付け…

あたらしいとし

2012年がやってまいりました。毎年のことながら、年明けは案外すんなりとやってくるもので。喪なので“おめでとう”ではないけれど、家族と粛々と?新しい年を迎えました。 新年早々、少し大きめの地震があって、ひやっとする。今もまだ復興に向けてやっとの想…

2011

今年も残すところあと数時間。いろんなことがあった1年間。公私ともに、苦しいことがたくさんあった。身内の死。恋の終わり。責任が重くなった仕事。未熟な自分。 でも、たくさんの実りもあった。いろんな人との出逢い。自分と向き合った時間。憧れの場所に…

カウントダウン

今日から1週間、仕事は休み。しあわせだー!朝から駐車場と愛車をキレイに磨きあげました。愛車は愛称・クロ。(車種はアルト。色はもちろん黒)ほぼ毎日、通勤やお出かけのときにはお世話になっている。今年もありがとうね、クロ。来年は、引っ越したらあ…

Stand up !

クリスマスムードがのこるなか、姉ちゃんを連れ立って不動産屋へ。2011年内に、新居を決めてまいりました。本格始動は年明けから。2012年は立ち止まってばかりいられません。 私の収入にしちゃ、いいお値段の物件ではあるけれど。立地、部屋の雰囲気は申し分…

やさしいじかん

金曜の夜は、年に2回くらいある、だいすきな会だった。地元なかま、4人組。うまく言えないけど、独特の心地よい空気が絶妙なのだ。いつも私を、やさしくしてくれる。とてもとても、たいせつなじかん。 みんな、酒飲みだ。でも、悪酔いしない。静かに、まっ…

Dry November

何時の間にか、陽が暮れるのがだいぶ早くなり。夜空の色はよりいっそう濃い紺色になり。星の瞬きがよりはっきりわかるようになり。空気が澄んでいることを、つたえている。夏の湿り気を含んだあつい空気は、時間の流れとともに乾いてつめたくなっていく。 あ…