立春

暦の上では春になったよと言われるようになった。

日本海側の雪はしばらく溶けそうにない。

今年は冬が長いんだそうな。



先月の最後の日曜日から、ひとり暮らしを始めた。

バタバタしながらも、丸1週間経つ。

私は、なんだかんだ言っても元気だ。



なんというか、順応性のある質をしている。

それは良いところだと笑いながら母親に言われた。

ひとりになったことも、自分が決めたことだけど想像以上にすんなり受け入れている。

ひとりは、こわいけど、たのしい。



29年間生まれ育った場所が恋しくないわけがない。

はっきり言って親元で恵まれてたので、さびしくないわけもない。

でも、たのしいのだ。



自転車通勤になって、朝の風景が変わった。

車に乗りたいなあ、愛車のクロは元気かしらとも思う。

今の相棒は茶色い自転車の…チャコ。←今考えた

チャコとも仲良くやれたらいい。



そして、今月半ばには憧れの地への旅第2弾。

休みをとって、瀬戸内海の島めぐりに行く。

シーズンオフだから破格の安さで行ける。

たぶん、20代最後のおおきな旅になるだろう。



春に向けて、時が流れる。

空気がそらをぐるぐると巡る。

私の心も、あたたかい方へ向かう。