深夜高速

公私共にお世話になった先輩が突然亡くなった。

退職して、あと数ヶ月で1年。

“あの子、疲れちゃったみたいなのよ”

お母さんの言葉が印象的だった。



私が新人で入職してから、1番気にかけてくれる先輩だった。

仕事でもプライベートでも優しく、不器用で、まっすぐすぎるような人だった。

“俺、どうしたらいい?”なんて言って、後輩にダメダメな恋愛相談をしてくる人でもあった。

かと思えば、私が失恋した時に話を聞いてくれる時はお兄ちゃんみたいな人にもなった。

家が同じ方向だったから、近場でおいしいお店を見つけて飲みに行ったりもした。

先輩と最後にごはんに行ったときは、美味しいとんかつ食べたな。

先輩の、史上最高の片想いの相談をされたんだった。

別に、恋愛の話ばっかりしてたわけじゃないのだけど。

旅の話、夢の話、色々話したな。




先輩が昔、“この歌すごくいいんだよ。好きなんだよね”ってカラオケで入れたのに全然歌えなかった、フラカンの深夜高速を聴く。

あれ、職場の皆知らなくてポカンとしてたな。

そのまま私が歌ったら、さらにポカンとされたけど。



生きててよかった

生きててよかった

生きててよかった

そんな夜を探してる



先輩はたぶん、きっと“生きててよかった”を探してた。

探してたものは、見つかったんだろうか。



いこうぜ いこうぜ 全開の胸で

いこうぜ いこうぜ 震わせていこうぜ

もっともっと もっともっと 見たことない場所へ

ずっとずっと ずっとずっと 種をまいていく

全開の胸 全開の声 全開の素手

感じることだけが全て 感じたことが全て



全開で、生きてやる。

私の“生きててよかった”を探し続ける。

先輩、ありがとう。

あしあと

とても久しぶりにここにあしあとを残す。

とりあえず、4月から色んな場面で走っていた。

文字に起こす余裕がなかったのか、はたまた起こす必要もなかったのか。

とにかく、何度か文字にしようとしてもうまくいかなかったのだ。

今もうまくいってないのだけれど。

何を言葉にしても“うそだな、これ”とどこかで思ってしまう。



たくさんの矛盾の中で、日々揺られている。

どれが正解かなんてわからないことばかりの世界で走っている。

それでいいんだと思う自分と、すこしくらいわかりやすい正解が欲しいと思う自分がいる。



いつの間にか今年も残りあとわずか。

とりあえずまだあともう少し。

無理

あー…もうほんと無理。

バツイチだろうが、子供いようが関係ない。

ああやってできる“女子”には、私みたいなのは到底かなわないんだよ。

何度そうやって痛い想いしたことか。

無理無理。あんなん真似できないよ。

私みたいな可愛げもなきゃ、あんな態度とったりも出来ないなんてほんと無理。

一部の女の子からしたら、“そんなことないよ、ありえないし大丈夫だよ”ってなっても。

“女”とか“女の子”な女子にはめっぽう弱いタチであり。

そして、そういう人からなぜかやたら敵視されるタイプなのも自覚はある。

に、してもだ。

男って…なんてわかったクチきいちゃいけないんだけど。

結局、“そういうタイプ”が好きなんだよなー。

まぁ、経験談だし仕方ないんだけど。

はぁ。なんかまたダメなフラグたちそう。

どうしたらいいんだ?

自分が変わらなきゃいけないのか?

いや、でもあそこは無理だ。

じゃあ、やっぱり無理なのか。

うー…無理。

やっぱ、無理無理無理!

くじけそうだぜ。

おそるべし、女子度の高い女子!

いやしかし、同じ歳でかまってちゃんされるとどうしたらいいかわからん。

あー…考えても仕方ないけど。

やっぱ色々めんどくさい。

投げ出さないように、気をつけないと。

めぐるめぐる、風

気づけばここしばらく言葉を綴るのが月に1回のペースになっていた。

ついこのあいだ年が明けたかと思いきや、もうすっかり吹く風には私の好きな梅や沈丁花の花の香りが乗る季節になっていて。

もう靖国の桜が開花しましたなんて話になっていたりするのだから。

時が立つのは早いこと、早いこと。



いっぱい笑って、いっぱいにがい顔もしている。

安らぎも、不安も、楽も、苦も、私のなかで絶えずうごめいているのだ。

なので、毎日に疲れたりもするけどだからこその喜びがある。だからやっぱり幸せ。

結局そうやって、とりとめのないことを考えている。



最近はまっている(?)ことはリアル“ぶらり途中下車の旅”をやること。

東急の池上線をがっつり途中下車旅した時は、たぶん途中田園都市線?らへんも駆使した挙句、多摩川沿いを何キロも歩いてしまった。

あの日の歩行距離は普通のスニーカーにコートで歩く距離ではなかった気がするのだけど。

とりとめもなく歩くことがとても心地よく、電車に乗ればきっと数十分で着く距離を数時間かけたりしてあほらしいのに、なぜか楽しくて。

あてもない感じがいい。



東京にはいろんな街があるなーと改めて思う。(もちろん東京に限ったことではないけど)

もっともっと、色んなところに行ってその街を歩いてみたい。

私の馴染みの路線はとうとう埼玉の田舎から、神奈川は横浜、中華街まで繋がったし。これからは神奈川も行きやすくなった。

4つの鉄道会社が連携するなんて、すごいよなぁ。(電車はわりとすきですが鉄子ではありません。)

そうやって、どんどん“世界はせまいねぇ”っていう感じになるのかなぁ。



なんかひさしぶりに言葉を綴ろうとしたら、ものすごくとりとめのないことばっかりになってしまった。

まぁ、そうなこんなで時はめぐっていて。

なんだかんだ言うても幸せな日々です。

ためいきをはきだす

うぅー。

いやなことばを綴ることになるけど、吐き出す場所がないから仕方ないと思おう。

少し出さないと限界だ…。



職場の雰囲気が悪くて仕方ない。

だれかを揶揄するような悪口。

自分は頑張っている、でも周りが悪いということばかりのぼやき。

最低限の仕事もせんと携帯いじる上司。

自分の調子が高いんだかなんだか知らんが、他人のことを言いたい放題のひと。

自分は楽しいのかもしれないけど、こっちはめちゃくちゃ不愉快だ。

調子が低くなりゃため息ついてばっかりだし。

なんか誰とも喋りたくない。



来年度、出向が決まった。

あまり手放しで喜べなかったのは、自分の想像よりはるかに辞めたい気持ちも大きかったらしいことに気づいたからだった。

でも今日、昔一緒に働いた先輩と久しぶりに会って話をして本当によかった。

出向に出て、自分の世界を大きく広げよう。

与えられたチャンスはしっかりモノにしなければ。



前を向かないと。

狭い世界で、くだらないことで疲弊してたんじゃもったいない。

もうここで吐き出したから、大丈夫。

よし、やるぜ。

2013年のあかさたな

あけましておめでとう

いちばんに目にうつるのは

うれしそうなあなたの顔

えがおでいっぱいの年にしよう

おおきな手をにぎりかえす



かって知ったる仕事でも

きゅう連休後はてんてこまい

くるしみながらもこなしたが

けちがついて大撃沈

こっちが泣きたいってばよー



さあやっぱり気になるのは

しごと、しごと、しごと…

すっきりしないぜこの状況

せっかくまわったこのチャンス

そろそろ結果が知りたいものだ



たてつづけ

ちくりちくりとさみしい気持ち

つぎつぎ聞かれる“ワタシヤメマス”

でっかい存在のひとがたくさんだ

とうの私もチャンス次第



なんだかねぇ

につまってつかれても

ぬりかえられるこころ

ねたろうな彼の

のんびりとしたイビキ



はれた日曜日

ひなたの公園のベンチ

ふたりならんでおべんとう

へったおなかがみたされて

ほっと息つく穏やかな時間



またはじまった

みんな大変なんだって

むかつくとか言いなさんな

めがついつい白くなる

もっと大人でいないとな



やさしくありたい

ゆったりとした姿勢でいたい

よゆうがないといけませんね



らいねんど

りっこうほした出向の話

るーるのない仕事

れきしをこれからつくること

ろくねんめの挑戦



わらっとけ、とりあえず

(さいごの2文字はさすがにムリ)



2013年もはしる。

岐路

人生のたぶんいくつかあるうちの岐路に立たされている。

迷って、迷って、どうしたいのかわからない。

自分、どうしたいんだろう。

こんな状態がずっと続いてる。

自分の人生に違いないのに、周りのひとのことも考えてる。

吐き出そうとしても、文字におこそうとしても、できないことばかり。

なんとか、ふんばらねば。

今が頑張りどころ。