2012-01-01から1年間の記事一覧

こわいのは

同期と酒を酌み交わす。弱音吐いたりどうしたらいいのかな?って相談したり、奴のしあわせ話に頷いて思わず笑顔になったり、大爆笑したりする。1つしか歳がかわらないのに、なぜか父ちゃんみたいな空気を持ったひとである。 父ちゃんに普段人には言わないよ…

ふわり、ふわり

梅の花が香る。沈丁花も香る。どんどんゆるんでいく空気の合間に、春が香る。季節の変わり目というやつは、なんでこうも心を揺さぶるんでしょう。自転車をこぎながら、鼻唄のひとつでも唄いたくなるような気分。

………。

一難去ってまた一難。仕事柄、ハプニングの多い職場。今までで1番大きな波がやってきた。私がやるべき仕事の最も重要な部分が、予期せぬことがきっかけで損なわれることになった。なんだか何をどうしたらいいのやら。わからなくて、ボー然。…ってゆうか、そ…

曲がり角の彼女

あの震災から丸1年と数日。丸1年目の日、外出先の建物内で黙祷のアナウンスが流れた。目を閉じる15秒間、あの時を想う。目を開けたら、新しい1年がそこには広がっていて。もう1年経ったのに、まだまだ復興には遠い。時間が解決するもの、そうでないもの…

キミに春を想う

雨。最近、雨が多い。自転車もあまり活躍の日がなくて、雨と雨の合間に乗るとはりきってるみたいに感じる。自転車が、というよりは私が。かな。 春のにおいが強くなっていく日々のなか。春がきらいなあのひとを思いだす。ひどい花粉症で、つらそうに眉をしか…

♂×♀

身体と心の性別が一致していない、病。それを病と言うのか、私個人としては疑問を持つところではあるけれど。でも、その事実によって苦しい想いをするひとがいるってことは、理解はできる。ただ、あんまりにも身近にいたものだから。あんまりにも身近にいた…

やわらかい髪

旅から帰って、休み明けの今日。たまっていた仕事もそっちのけで、お通夜に向かう。赤ちゃんのころから可愛がってくれた、大好きな斜向かいのお家のおばちゃん。 この間病院へお見舞いに行ったときは、もうすごく苦しそうだった。呼吸器に点滴。もう、瞳に私…

島や海や

まだ暗い空を飛行機で切り裂いて、旅に出る。今日から2泊3日、思い切って仕事も有給とって、瀬戸内海の島へ。冬の島って、どんなだろう。天気はずっと曇りみたいだけど。仕事でガチガチの心身をゆるめに行ってこよう。

ANATA

今日はいろんなひとのことを想った。もう昔のこと。当時私に幸せな瞬間を与えてくれたひと。つい最近、お見舞いに行ったけれど今日息をひきとってしまったひと。一緒にお酒を飲んでくれたかわいいひと。 GRAPEVINEとPlentyの新譜を手に入れて。いちばん耳に…

虹色の、ばらの花

旅行カバンを取りに行ったりしつつ、この週末は実家に戻った。まだ2週間ぶりの地元。されど、2週間離れてたことはたぶんない。まぁそれでも何がそんなに大きく変わるでもない。変わらないことの安心感を得て、眠りについた土曜の夜。 お向かいに住むおばさ…

立春

暦の上では春になったよと言われるようになった。日本海側の雪はしばらく溶けそうにない。今年は冬が長いんだそうな。 先月の最後の日曜日から、ひとり暮らしを始めた。バタバタしながらも、丸1週間経つ。私は、なんだかんだ言っても元気だ。 なんというか…

寒波に乗ってながれるのは

白い息だけじゃない。時間とか、想いとか、いろんなもの。 白い雪みたいに降り積もったものは、やっぱりまた白い雪のよう。固まって、そのうち溶ける。そして、いずれ姿をなくしていく。残るのは、雪が降ったねという記憶。 たまには、目を閉じたい。耳を塞…

うれしくて

これまで反対されたり、心配されたりしてばかりだったことにひとつの区切りがつきそうになったとき。はじめて“がんばったね”と抱きしめてくれるひとがいた。それだけで、勝手に涙がでてきた。“あなたなら大丈夫”そう笑顔で言われて、また涙がでた。“ありがと…

111

1年前の今日、おこったことを思い出す。今朝、仏壇に手をあわせてお線香を炊いた。おばあちゃんの、命日。 おばあちゃんのことがあった時、私のなかではもうひとつ、大きなことが動き出していた。そのことも、思い出した。もう1年が経ったんだなあ。早いな…

私が生まれ住んだまち

ひとり暮らしにむけて、話が着々とうごきだした。次の週末には契約。その次の週末には引越し。たぶん、完全に住まいを移すのはその次の週末になるだろう。 この週末は、半年以上ぶりに土曜に出勤。仕事のあとは後輩と食事して、パスタ屋で盛り上がって気付け…

わらって

すきなひとには、笑っててほしい。たいせつなひとには、やっぱり笑ってほしい。私自身も、相手を笑顔でむかえたい。 すきだったひとも、おなじ。いちどすきになったら、どんなことがあったって、どんなかたちであっても、きっと“すき”は残る。だから、やっぱ…

あたらしいとし

2012年がやってまいりました。毎年のことながら、年明けは案外すんなりとやってくるもので。喪なので“おめでとう”ではないけれど、家族と粛々と?新しい年を迎えました。 新年早々、少し大きめの地震があって、ひやっとする。今もまだ復興に向けてやっとの想…