凛と咲く

誰だって、ラクしたい。誰だって、嫌なことはやりたくない。誰だって、誰かや何かのせいにしたくなることはある。誰だって…かはわからないけど、多数に群れることもあるだろう。 手を抜かず、かと言って必要以上にがむしゃらでもない。みんなが嫌がることを…

雲と雲がかさなるとき

帰りみち、朝よりもずっと空が晴れていた。ぽちぽちと丸い雲が流れるそのうえには、筋状の雲が流れていて。それぞれ異なるかたちをした雲たちが空の上で交差するのを、自宅まであと数十メートルというところにある踏切から見上げた。 最近美しいものを目の前…

Congratulation!

大学時代からの友だちの結婚式。とても真っ直ぐな性格で、自分の信じた道をつっぱしるエネルギッシュなコ。どちらかというとほやーんとしてとぼけたタイプが多い私たちのなかでの切り込み隊長?みたいな存在。細く高く、モデル顔負けのスタイルをした彼女が…

胸が痛むってことはさ。

あーう。今日、あるところに遭遇して、自分が思いのほかショックを受けていることに気がついた。聞きたくなかったなー。 とはいえ、素敵だと思ってるだけだと認識してたのに。あれ、意外と自分の想いはもっと違うものに変化していたのかしらなんて。今気づい…

ガール

ガール (講談社文庫)作者: 奥田英朗出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/01/15メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 33回この商品を含むブログ (118件) を見る映画の公開で話題にもなってますが、久しぶりに読みたくなったので、少しの時をこえて読んでみた。…

イマジネーション

想像する、いろんなこと。あれやこれや、あーいうふうにならないかなって。想像と妄想は似てるようで、いや似てるけど、やっぱり違う。 相手の心を、想像してみる。具体的にやり遂げたい事柄を、想像してみる。目的に向かう自分を、想像してみる。 他力本願…

えがお

今日は当番で後輩と2人で土曜出勤。仕事終わりに共に土曜出勤した後輩と、バレーボールしに来ていた職場仲間数人から声をかけられ、思いがけないプレゼントを貰った。30の誕生日を迎えてから1ヶ月くらい経つけど…とか言われつつ。柔らかい包みをあけると、…

死ぬまで一生愛されてると思ってたよ

死ぬまで一生愛されてると思ってたよ(初回限定盤)(DVD付)アーティスト: クリープハイプ出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 2012/04/18メディア: CD購入: 2人 クリック: 88回この商品を含むブログを見る私の誕生日に発売されたクリープハイ…

晴れた日に思い浮かべるのは

久しぶりに、みごとな太陽。ずっと洗えずにいた冬物を一気にドライクリーニングして干す。やっと衣替えも完了しそう。 洗濯物を全然干し終えてから、外に出た。住宅街のこの街は、ファミリーが多い。子供のこえが、あふれていた。 散歩をして、緑色のカーネ…

大人になれば

昨日から大学時代の友人が我が家に遊びに来ていた。この家では夜をひとりで過ごすのが日常だけど、非日常が訪れたあとの日常は、ちょっとさみしく感じる。2人で話した色んなこと、1人になって思い出したらなんだか胸がさわさわしている。 もう10年以上前…

ハイスピードでピクチャー再生中

早い。1日、1日経つのがとても早い。仕事でやたら残業が続いたり、ひとと会う機会がたくさんあったり。そんなこんなしてたらあっという間にこないだ30歳になった。鮮やかなくらい、ひょっこりとあらわれた新しい歳。生まれてこのかた、誕生日をひとりで迎…

幾重にもかさなる

いつもより早く帰れた新年度。自転車をこぎながら見つけた花屋で、一目惚れして衝動買い。夢のなかみたいに重なる美しい花びらを纏った花。今日は幸せな夢にくるまって眠りたい。

30回目の4月

4月になった。私が生まれた、4月。30歳までのカウントダウンが始まった。すごく特別のような、なんでもないことのような。 金曜日もお酒を飲みに行った。同じ職種の後輩と、事務の女のコと3人。不思議なメンバーでの女子会。まさかのまさか、ずばり前の…

こわいのは

同期と酒を酌み交わす。弱音吐いたりどうしたらいいのかな?って相談したり、奴のしあわせ話に頷いて思わず笑顔になったり、大爆笑したりする。1つしか歳がかわらないのに、なぜか父ちゃんみたいな空気を持ったひとである。 父ちゃんに普段人には言わないよ…

ふわり、ふわり

梅の花が香る。沈丁花も香る。どんどんゆるんでいく空気の合間に、春が香る。季節の変わり目というやつは、なんでこうも心を揺さぶるんでしょう。自転車をこぎながら、鼻唄のひとつでも唄いたくなるような気分。

………。

一難去ってまた一難。仕事柄、ハプニングの多い職場。今までで1番大きな波がやってきた。私がやるべき仕事の最も重要な部分が、予期せぬことがきっかけで損なわれることになった。なんだか何をどうしたらいいのやら。わからなくて、ボー然。…ってゆうか、そ…

曲がり角の彼女

あの震災から丸1年と数日。丸1年目の日、外出先の建物内で黙祷のアナウンスが流れた。目を閉じる15秒間、あの時を想う。目を開けたら、新しい1年がそこには広がっていて。もう1年経ったのに、まだまだ復興には遠い。時間が解決するもの、そうでないもの…

キミに春を想う

雨。最近、雨が多い。自転車もあまり活躍の日がなくて、雨と雨の合間に乗るとはりきってるみたいに感じる。自転車が、というよりは私が。かな。 春のにおいが強くなっていく日々のなか。春がきらいなあのひとを思いだす。ひどい花粉症で、つらそうに眉をしか…

♂×♀

身体と心の性別が一致していない、病。それを病と言うのか、私個人としては疑問を持つところではあるけれど。でも、その事実によって苦しい想いをするひとがいるってことは、理解はできる。ただ、あんまりにも身近にいたものだから。あんまりにも身近にいた…

やわらかい髪

旅から帰って、休み明けの今日。たまっていた仕事もそっちのけで、お通夜に向かう。赤ちゃんのころから可愛がってくれた、大好きな斜向かいのお家のおばちゃん。 この間病院へお見舞いに行ったときは、もうすごく苦しそうだった。呼吸器に点滴。もう、瞳に私…

島や海や

まだ暗い空を飛行機で切り裂いて、旅に出る。今日から2泊3日、思い切って仕事も有給とって、瀬戸内海の島へ。冬の島って、どんなだろう。天気はずっと曇りみたいだけど。仕事でガチガチの心身をゆるめに行ってこよう。

ANATA

今日はいろんなひとのことを想った。もう昔のこと。当時私に幸せな瞬間を与えてくれたひと。つい最近、お見舞いに行ったけれど今日息をひきとってしまったひと。一緒にお酒を飲んでくれたかわいいひと。 GRAPEVINEとPlentyの新譜を手に入れて。いちばん耳に…

虹色の、ばらの花

旅行カバンを取りに行ったりしつつ、この週末は実家に戻った。まだ2週間ぶりの地元。されど、2週間離れてたことはたぶんない。まぁそれでも何がそんなに大きく変わるでもない。変わらないことの安心感を得て、眠りについた土曜の夜。 お向かいに住むおばさ…

立春

暦の上では春になったよと言われるようになった。日本海側の雪はしばらく溶けそうにない。今年は冬が長いんだそうな。 先月の最後の日曜日から、ひとり暮らしを始めた。バタバタしながらも、丸1週間経つ。私は、なんだかんだ言っても元気だ。 なんというか…

寒波に乗ってながれるのは

白い息だけじゃない。時間とか、想いとか、いろんなもの。 白い雪みたいに降り積もったものは、やっぱりまた白い雪のよう。固まって、そのうち溶ける。そして、いずれ姿をなくしていく。残るのは、雪が降ったねという記憶。 たまには、目を閉じたい。耳を塞…

うれしくて

これまで反対されたり、心配されたりしてばかりだったことにひとつの区切りがつきそうになったとき。はじめて“がんばったね”と抱きしめてくれるひとがいた。それだけで、勝手に涙がでてきた。“あなたなら大丈夫”そう笑顔で言われて、また涙がでた。“ありがと…

111

1年前の今日、おこったことを思い出す。今朝、仏壇に手をあわせてお線香を炊いた。おばあちゃんの、命日。 おばあちゃんのことがあった時、私のなかではもうひとつ、大きなことが動き出していた。そのことも、思い出した。もう1年が経ったんだなあ。早いな…

私が生まれ住んだまち

ひとり暮らしにむけて、話が着々とうごきだした。次の週末には契約。その次の週末には引越し。たぶん、完全に住まいを移すのはその次の週末になるだろう。 この週末は、半年以上ぶりに土曜に出勤。仕事のあとは後輩と食事して、パスタ屋で盛り上がって気付け…

わらって

すきなひとには、笑っててほしい。たいせつなひとには、やっぱり笑ってほしい。私自身も、相手を笑顔でむかえたい。 すきだったひとも、おなじ。いちどすきになったら、どんなことがあったって、どんなかたちであっても、きっと“すき”は残る。だから、やっぱ…

あたらしいとし

2012年がやってまいりました。毎年のことながら、年明けは案外すんなりとやってくるもので。喪なので“おめでとう”ではないけれど、家族と粛々と?新しい年を迎えました。 新年早々、少し大きめの地震があって、ひやっとする。今もまだ復興に向けてやっとの想…